夏越しの祓に食べるもの

こんにちは。

唎酒師で 日本酒学講師の 後藤美沙です。


6月晦日は 夏越の祓。

その年の前半の 罪やけがれを祓い、残りの半年の 無病息災を祈ります。


神社では 『茅の輪くぐり』(ちのわくぐり)が行われます。
境内や 拝殿の前に設えた ちがやという草で編んだ大きな輪っかの中を 8の字を書くように3度くぐりぬけます。


この写真は、数日前に 知人が撮って送ってくれました。どうもありがとう。
ちょうど 茅の輪くぐりについての記事を書こうと思っていて とってもタイムリーだったので大興奮 笑。

この日に食べるのは 夏越しごはん。

雑穀米に 茅の輪の丸い形をイメージした 邪気を祓う鮮やかな旬の夏野菜のかき揚げを乗せ、百邪を防ぐと言われる旬のショウガをきかせたおろしだれをかけていただきます。

雑穀米・夏野菜のかき揚げ・ショウガのおろしだれ がポイント。


今日は、オクラ ナス パプリカ ベーコンのかき揚げで。




そして、もうひとつ この日に食べるもの。
『水無月』という和菓子です。
今年は 阪急百貨店のたねやさんで求めました。


水無月は、白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもの。
小豆は厄祓い、三角形は 暑気を払う氷をあらわしているそう。
お抹茶と一緒にいただきました。

あいにく 今日の大阪は嵐のような天気。
茅の輪くぐりを見に行きたかったのですが、傘が壊れそうなほどの暴風雨だったので あっさり諦めました 笑。
今年はおうちで、しっかり食べて 邪気祓い完了です。 



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お酒にまつわる **エトセトラ

日本酒ビューティーアドバイザー。唎酒師・日本酒学講師。お酒の色々をつづります。みなさまの毎日がますます美しく華やかになりますように。